着物の買い方-サイズや色柄!

前回は、着物の種類についてご紹介しました。

今回は、ふだん着としてカジュアルに着る

着物のサイズや色柄について、説明していきたいと思います!☆



■着物にサイズはある?

…洋服にサイズがあるように、着物にもサイズがあります!

ただ、多少サイズが合わなくても工夫次第で着れるのも着物です。


まだ着物を買ったことがない・着たことがない方・・・

「サイズって、どんなものを買ったらいい?」

迷われると思うので、大体の目安を紹介しますね☆



着物は、大きなふろしきで体をぐるっと包み込み、そこに袖をつけたものです。

重要なのは、身丈(着物の長さ)・裄丈(肩幅~袖までの長さ)・身幅になります。

ほかにも袖丈がありますが、こちらはさほど重要でないため省略します。笑


足を閉じて、手を地面と水平の高さで広げて身体全体を「Tの字」にすると。

  • 縦方向 …身丈
  • 体の横方向 …身幅
  • 腕のTの字(手先~肩まで) …裄丈

となります ☆


身丈は大体身長 ±5㎝くらいまで

裄丈は手長さんであれば68㎝くらい、標準の方は65~66㎝くらい

小柄な方は大体60~64㎝くらいまで、になると思います。



身幅は、前と後ろとありまして…

  • 華奢/細身の人 ⇒前幅23㎝程度~後幅28㎝くらいまで
  • 標準体型   ⇒前幅27㎝前後、後幅30㎝前後
  • ふくよかさん ⇒前幅28㎝以上~、後幅30㎝程度

を目安としてみてください ☆



また、上記は自分が着てみて「大体このくらいかな」と思った基準のため

多少なりとも前後する可能性がありますことをご了承ください。

ものすご~く不安な方は、ご自身で測ってみてくださいね! ☆



オークションなどを覗くと、どの出品者も(よほど不親切な場合以外)

ちゃんと測って載せてくれています。

また、多少サイズが合わなくても体型に沿って着る工夫もあります。


たとえば・・・

  • 身丈が長い場合 …おはしょりを増やす
  • 身幅が大きい場合 …脇で折りたたむ
  • 裄が小さい場合… 襟元をゆったりと着る
  • 裄が大きい場合 …襟を詰めて着る


身幅が大幅に小さくて、着物を重ねたときに左足までしか

着物がこないよ~ というのは、ちょっと諦めてください。笑


着物がダボダボすぎて、脇に持って行ってもなにやっても余る~

という場合、もう少し小さめの着物を探しましょう!



ただ、全体的に言えるのは

「小さめの着物を買った方が圧倒的に着やすい」ということ!☆

いろんな着物を着てみて、そう思いますw



ちなみにわたしはかなり小柄・華奢なマッチ棒体型です。

現代物を探すと少ないですが、アンティーク着物だと豊富なのが良いところです 笑

小柄さん・華奢さんの参考になればということで


普段の洋服サイズ:5号サイズがぴったり

いつも購入している着物のサイズは…

  • 身丈 ⇒147㎝~153㎝まで
  • 裄丈 ⇒58㎝~63㎝くらい
  • 身幅 ⇒できたら前:22㎝~ 後:27・8㎝(なかなかない!)


多少サイズが違っても着られるのが着物の良いところではあるのですが、、

小さく着るとシンプルでもたつかず着やすいので、

基準より小さめのものを選んで購入しています☆



■着物の色柄-ふだん着物におすすめなのは?

…ぶっちゃけ、そんなの好みです! 笑

と、言いたいところですがw

自分が買ってみて う~ん、失敗したなぁというものを

参考程度に載せていきます ☆


わたしが着物を買う場所は

①ネット(リサイクル着物屋さんやオークション)

②現地のリサイクルショップ

のおおよそ①が7割! ②は3割くらいです (^-^*)


というのも、ネットって便利べんり・・・。


しかし~ ネットにも難点が(もちろん)あります。

  • 実際の色と少しずつ違う(別物?って思うときも…)
  • 触った感触や厚みがわかり辛い

そして、最たるは 「ディスプレイで見るのと着るのはなんか違う」 です。笑



これは洋服でも同じですね。

お店に飾ってある服を試着してみると、、うーん 思ったのとちがう。。


そんな失敗、ないですか?💦

(わたしは、めちゃくちゃありますw)


特に着物の場合は、ディスプレイ上で

「わ~!華やか!!綺麗!!」 でついぽちーっとしてしまいがちなのですが、、

自分が着るというイメージがちゃんと湧かないからか、、

届いて着てみて 「あっ 似合わんな。」 となることも多々w



特に失敗した! というのが

  • 鮮やかピンク系 ⇒しまった!どこぞの七五三状態よ。。
  • いわゆるマーブル柄 ⇒派手すぎて大阪のオバちゃんに。。
  • 灰紫 ⇒あらら。年代が早すぎた。。


などなどです。笑



ただ、合わせる帯を工夫してみたり

ここで捨てなくても! いづれ自分が年を重ねたときに、

あるいは、お子さん・お孫さんが着られる場合もあります!


箪笥の空きに余裕があるならば、、捨てないで取っておくことを

おすすめします! (^ ^;)


そうして、うん年後に・・・

「あ~これ、お母さんが買ったけど若すぎて失敗した着物だわw」

とか

「これもう、着られるのはずっと先だと思ったのにね~」

なんて話しながら、失敗も前向きに楽しんでみてください♫


流行りもほぼなく、丁寧に出来ていて、いつの時代でも受け継ぐことができる!

それが着物のいいところでもあります☆



さて、話が脱線しました!


こうしていろいろ書きだしてみて、

改めて「洋服と同じだな」 と感じさせられます (^o^;)


特に年代に合う・合わないなど

洋服の基準と、ほんとうに同じです。


真っピンクの着物を着こなせるご年配の方は… 稀でしょう。

いくら若くみえても、やはり10代の子のほうが華やかに・可憐に見えます。

逆に、若い方が灰がかった色味を着ると、老けて見えてしまいます。

着物も衣服なので、ほんとうに、洋服と同じなのです♪


その点を思い浮かべながら 着物のお買い物をすると良いかもしれませんね*



最後までお読みくださりありがとうございます*

次回は 帯についても書いていきます!



ふだん きもの。

ー hana's kimono -

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